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海洋散骨とは?散骨の流れや気になる注意点もチェック

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新しい葬送方法として注目を集めている、海洋散骨。
「終活」という言葉が広がる中で、生前から希望する人も増えていますが、散骨までの流れや注意点などはしっかりチェックしておきたいところですよね。
今回は海洋散骨について、気になる注意点なども含めて紹介します。

海洋散骨とは

近年注目を集めている海洋散骨とは、自然葬という葬送方法の1つです。
自然葬は故人の遺骨や遺灰を従来のようにお墓や骨壺に埋葬するのではなく、自然に還るという考えのもと、日本以外にもイギリスや北米、ニュージーランドなどでも普及しています。

海洋散骨を選ぶ人が増えている理由

海洋散骨は、どのような人に選ばれているのでしょうか?

・海や自然が大好き
・墓じまいをしようと考えている
・お墓を継ぐ人がいない
・金銭的な理由でお墓の購入が難しい
・無宗教なのでお墓を購入する必要がないと考えている

海洋散骨を希望する人が増えている背景には、少子高齢化や核家族化などが進んでいることや、都心部の墓不足問題、お墓の購入や維持にかかる費用面の不安なども影響しています。

海洋散骨をするまでの流れ

実は遺族が自分たちで散骨をすることは、違法ではありません。
しかし遺骨をパウダー状にする必要があることや、散骨場所のルールやマナーが決まっていることなどから、海洋散骨を行っている葬儀社や事業者に申し込むのが現実的と言えるでしょう。
ここでは海洋散骨を行う事業者に依頼した場合の、散骨までの流れについて紹介します。

海洋散骨事業者に問い合わせる

まずは、海洋散骨を行う事業者に問い合わせます。
業者によって料金やサービス内容が異なるので、事前に確認しておきましょう。
またトラブルを避けるためにも、複数の業者を見比べて信頼できる業者を選ぶことが大切です。

海洋散骨の申し込み・支払いを行う

海洋散骨を行う業者を決めたら、申し込みと支払を行います。
申し込みの際には散骨申込同意書や粉末化依頼同意書、埋葬許可証などの書類が必要です。
必要書類は業者によって異なるので、きちんと確認しておきましょう。

遺骨の引き渡し

申し込みや支払いなどの手続き後、業者に遺骨を引き渡します。
業者によって引き渡し方法は異なりますが、基本的には持ち込みや郵送などで対応しているケースが多いでしょう。

粉骨

海洋散骨の際には、遺骨だと分からないくらいに細かく粉骨しなければなりません。
業者に引き渡した遺骨は、2mm以下のパウダー状に粉骨されます。
業者によっては、遺族が粉骨に立ち会えるところもあります。

海洋散骨当日を迎える

海洋散骨当日はスケジュールやセレモニーの流れなどを確認後、出航します。
内容は業者やプランによって異なりますが、代行委託したり、数組の家族と合同乗船、船を貸し切りチャーターしたりするのが一般的です。
帰港後は解散になりますが、下船後に場所を移して会食を行うケースもあります。

海洋散骨で注意したいポイント

近年注目が高まっている海洋散骨ですが、注意しておきたいポイントも必ずチェックしておきましょう。

自治体や地域によってルールやマナーがある

散骨することは法律で禁じられていませんが、自治体や地域によってルールやマナーが存在します。
たとえば海水浴場の近くや海産物の養殖場の近くで散骨した場合には、人々への心理的な影響が大きく、風評被害から民事訴訟を起こされるケースも。
自治体によっては散骨を禁止する条例などを設けている場合もあるので、トラブルを避けるためにも個人で散骨するのは避けた方が良いでしょう。

海洋散骨をする時の服装

海洋散骨の際には、喪服ではなく平服でお見送りするのが望ましいとされます。
船の上は大きく揺れたり、水しぶきなどで濡れたりする可能性があり、動きにくい服装や滑りやすいヒール、革靴などでは安全を確保できません。
また公共の乗船場には、海を楽しむために来た利用者が多く集まります。
周りの人への配慮としても、喪服の着用は控えるべきと言えるでしょう。

副葬品のルールを守る

副葬品を手向ける場合は、決められたルールを守るようにしてください。
たとえば花を手向ける場合は、自然に還らないビニールやセロハン部分は取り除き、花びらだけを撒くようにします。
お酒やごく少量の食べ物は認められることもありますが、自然環境への配慮にはくれぐれも気をつけましょう。

海洋散骨を望む場合は遺族で話し合う

故人の希望であったとしても、海洋散骨をする場合には必ず遺族で話し合うようにしましょう。
海洋散骨などの自然葬を選ぶ人も増えていますが、まだ一般的とは言いにくい葬送方法です。
自分が海洋散骨を望む場合は、後々家族が困らないように、遺書やエンディングノートに書き残しておくことをおすすめします。

海洋散骨を考えている人の中には、墓じまいを検討している人も多いかもしれません。
あわせて古い仏壇を処分しようと考えているケースもあるかもしれませんが「付き合いがあるお寺がなく、どこに相談すれば良いのか分からない」「処分方法に困っている」という人もいるでしょう。
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