
仏壇の扉が閉まりにくい、金箔や塗装が傷んでいるなどの場合は、修理して使い続けられる可能性があります。ただし、できる作業は素材や状態によって異なります。購入年数だけで判断せず、仏具店や修理を扱う専門店に状態を見てもらいましょう。
修理・修復にはどのような方法がある?
壊れた部分の修理
扉、引き出し、金具などの不具合を直す方法です。交換部品が用意できるか、周囲にも傷みがないかによって対応が変わります。出張でできる作業か、引き取りが必要かも確認してください。
塗装や装飾の修復
漆や塗装、金箔、彫刻などの傷みを補修します。どこまで直すかによって見た目も費用も変わるため、「気になる箇所」と「残したい風合い」を具体的に伝えましょう。
お洗濯・全体の修復
仏壇を分解して清掃・修復する作業を「お洗濯」と呼ぶことがあります。家庭で水洗いすることではありません。作業範囲や呼び方は依頼先で異なり、すべての仏壇で同じ方法が使えるわけでもありません。
修理費用を左右するもの
大きさ、材質、構造、傷みの範囲、金箔や塗装の仕上げ、運搬の条件などによって金額が変わります。出典のない一律の相場だけで予算を決めず、実際の状態に基づく見積もりを取りましょう。
- 修理する箇所と、今回は修理しない箇所。
- 清掃・塗装・部品交換などの作業内容。
- 引き取りと返却の運搬費。
- 作業中に追加の傷みが見つかった場合の連絡方法。
- 仕上がりまでの日数と、遅れる場合の対応。
- 修理後の保証やお手入れの方法。
見積もりのための訪問や診断に費用がかかるかも、依頼前に確認してください。価格を比べる際は、同じ作業範囲で比較することが大切です。

修理を相談するタイミング
「10年で部分修理、30年で全体修復」のように年数だけで区切る必要はありません。扉や引き出しの不具合、ぐらつき、装飾の剥がれなど、使い続けるうえで気になる症状を目安に相談します。
無理に扉を動かしたり、家庭用洗剤や研磨剤を使ったりすると傷みを広げるおそれがあります。特に素材が分からない場合は、自己流の補修を始める前に専門店へ確認しましょう。
修理期間中のご本尊や位牌はどうする?
仏壇を預ける場合は、ご本尊や位牌を自宅に残すか、どのように安置するかを確認します。必要な法要や移し方は宗派によって異なるため、菩提寺にも相談してください。法要や引っ越しまでに仕上げたい場合は、日程に余裕を持って依頼します。

買い替えと迷ったときの比較ポイント
費用だけでなく、今後置く場所、手入れのしやすさ、受け継ぐ人の希望、残したい思い出を含めて考えましょう。修理して引き継ぐ方法と、コンパクトな仏壇に替える方法の両方を比較できます。
買い替える場合の進め方は、仏壇の買い替えの記事をご覧ください。プラウドへは、買い替えに伴う古い仏壇の回収・供養・処分をご相談いただけます。
プラウドでは、お仏壇の回収・処分・供養を承っています。お仏壇のサイズ、回収場所、魂抜きの状況、あわせて整理したい品を伺ってお見積もりします。料金案内をご確認のうえ、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。写真がなくてもご相談いただけます。

